明治末期の北海道・樺太を舞台にした金塊をめぐるサバイバルバトル漫画、ゴールデンカムイ。
シビアな内容なのに、お笑い要素てんこ盛り！
2024年には山﨑賢人さんが主演で実写版も決定しています。
そんなゴールデンカムイの登場人物のひとり、尾形百之助。
実はゴールデンカムイのキャラクターのなかで、一番人気なんです！
他のキャラクターとグッズの生産数も桁違い。
ゴールデンカムイのキャラクターのなかで尾形ただひとりだけ、
謎のセーターまで発売されたんですよ（笑）。
今回は尾形百之助はなぜ人気なのか。
あわせて尾形の目的や最期についてご紹介していこうと思います！
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ゴールデンカムイ尾形の人気なぜ？
ゴールデンカムイ S4 9話
どうする源次郎ちゃんっ！宇佐美上等兵の許すが頭から離れないぜ…さすが松岡さんだ。表情もたまらんぜ。これだから金カムはやめられねぇ。中毒作品。
あ、尾形かわよ。#ゴールデンカムイ #金カム pic.twitter.com/Q3KEMHFc0R— なぎはアニメを語りたい。 (@_nagi_nano) May 31, 2023
さてここからは、人気№1キャラ、尾形百之助の人気の理由を徹底調査したいと思います！
尾形百之助が人気の理由①常に冷静沈着
喜怒哀楽といった感情が感じられない尾形。
作中で一番冷静沈着といっても過言ではないでしょう。
さらに尾形は頭の回転が早く、戦闘時の状況判断も的確です。
敵とみなした人物には容赦なく手を下しますが、
アシリパの祖母フチをはじめ、年配者や立場の弱いものには情を見せたり、
恩を感じた相手に相手に対して必ずするという一面もありますよね。
尾形百之助が人気の理由②冷静沈着な一面とのギャップ
「山猫」と呼ばれている尾形ですが、ネズミに反応してしまったり
臭いを嗅いだあとにフレーメン反応をしてしまったりと、
人殺しとは思えない可愛らしい一面がちらほら。
スナイパー尾形とのギャップに惹かれる人が多いのかもしれませんね！
たびたび登場するチタタプシーンですが、
初めて尾形が小声でチタタプと言ったところにキュンとした人もいますよね。
尾形百之助が人気の理由③美形な見た目
作者の野田サトル先生曰く、尾形は「個性的な美形」なのだとか。
杉本との闘いの前の入院前は坊主だった尾形。
退院後は髪が伸び、オールバックになりましたね。
オールバックになった理由については、
これまた作者の野田先生曰く「解放感」とのこと。
野田先生！尾形をオールバックにしてくださり、ありがとうございます！
尾形百之助が人気の理由④戦闘能力の高さ
ターゲットまでの距離が300ｍ以内なら、確実に頭を打ちぬけるほど射撃能力が高い尾形。
有効射程距離500ｍの三十年式歩兵銃を使い、なんと2,000ｍ先の狙撃も可能なのだとか！
正直、接近戦はいまいち（スチェンカの回では早々に脱落しました）ですが、
バツグンの射撃の腕で金カム内では戦闘能力高めのキャラなのではないでしょうか。
尾形百之助が人気の理由⑤複雑なおいたち
幼いころ、母を毒殺
尾形は当時軍人だった父、花沢幸次郎と、浅草芸者だった母、尾形トメとの間に生まれたいわゆる妾の子。
産まれたころから尾形を取り巻く環境は狂っていたのです。
尾形の母は花沢に捨てられた現実を受け止めることができず
花沢の好物だったあんこう鍋を作り続けて花沢の帰りを待つ日々。
「母がいなくなったら父である花沢は悲しむのだろうか？」
そう思った尾形は母を毒殺したのでした。
異母兄弟の花沢勇作を射殺
母を毒殺後、日露戦争で異母兄弟である花沢勇作と初めて出会いました。
勇作は両親から愛されて育ち、尾形と正反対の人生を送っていたのです。
いっぽう勇作は尾形を「兄様」と慕い、仲良くなろうとしていましたが、
純潔に育った勇作を受け入れることができない尾形。
勇作に対し、嫉妬や恨みに似た感情を抱くようになったのでした。
その後勇作は戦死したことになっていますが、
実は尾形が射殺をしたのです。
勇作の死によって勇作に注がれていた愛情が
尾形自身に向けられるのではないかと確かめるためだけに射殺しました。
父を自決に見せかけ、殺害
花沢勇作死後、父である花沢幸次郎と対面。
尾形は自身の想いを打ち明けましたが、父花沢は尾形を拒絶。
「呪われろ」と吐き捨てたのです。
そのセリフを聞いた尾形は、悲しみのような諦めのような表情をみせ、
父花沢を自決に見せかけて殺害します。
愛を確かめるため、家族全員を殺害した尾形
幼少の生きざまで感情がゆがんでしまっていた尾形。
家族の愛情を求め続けた結果、自身の手で家族を殺めてしまうという過去をもっています。
この過去があるからこそ、尾形は誰にも本心を打ち明けず、誰の味方にも付かないのでしょう。
尾形百之助が人気の理由⑥声優が津田健次郎さん
独特の低音ボイスが特徴の津田健次郎（ツダケン）さん。
寡黙なイケメンキャラやオカマなどクセのあるキャラまでこなすイケボイス。
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ゴールデンカムイ尾形の目的や最期はどうなるの？
尾形、なんだかんだ最期に使ったのは三八式歩兵銃ではなくて、三十年式歩兵銃なんだよね。
三十年式の安全子買った pic.twitter.com/Ybz3pKmFo8
— Yuki(新任先生) (@Yuki02512576) May 31, 2023
ここからは謎に満ちた尾形の目的や最期について調査してみました！
ゴールデンカムイ尾形の目的は？
第七師団長になることで、父親を超えられるのではないか。
また生い立ちにコンプレックスを感じている自分自身に
「欲しくても手に入らなかったもの（愛）は価値などなかった」と確かめたかったのです。
「人に認められること」を目標としていた尾形が、第七師団長の肩書を手に入れることで、
幼少期に埋められなかった穴を埋めようとしていたのかもしれませんね。
ゴールデンカムイ尾形の最期は？
杉本たちと土方一派・鶴見中尉一派が暗号を読み解き、
金塊が隠された五稜郭に集まります。
鶴見中尉率いる第七師団から攻撃をかわし、
杉本たちと土方一派は函館行きの列車に乗車します。
しかし列車に第七師団の応援部隊が乗車していたうえ、尾形も乗車していたのです。
土方一派vs第七師団 そして杉本vs尾形 の戦いが始まります。
列車の屋根の上で格闘する杉本と尾形。
戦いが続くなか、ヒグマが列車に乗り込んできます。
ヒグマに攻撃された杉本は、尾形に武器をうばわれてしまいます。
そこへやってきたアシリパ。
尾形をめがけて毒矢を放ったのです。
毒のせいで意識がもうろうとした尾形。
これまでの自身のおこないを幻覚を見ながら自問自答します。
そして死を決意した尾形は、自身の銃を左目に当て発砲。
その後列車から落車していったのでした。
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ゴールデンカムイ尾形の人気なぜ？目的や最期はどうなるの？まとめ
やっぱり尾形の最期だけは紙で読みたくて本屋へ…
特典は貰えなかったけど、買えて満足。尾形ぁぁぁっ…!!😭#ゴールデンカムイ#ゴールデンカムイ最終巻 pic.twitter.com/QnZttmhOTd
— 毎日加藤 (@chibikato) July 21, 2022
ゴールデンカムイ尾形の人気なぜ？目的や最期はどうなるの？について紹介いたしました。
個人的には目的を果たそうとしている尾形の拗らせっぷりに驚きましたが、
すべては幼少期の人格形成によるもの。
表向きクールな尾形も、裏を返せば愛情不足の拗らせスナイパー。
そんなギャップも尾形が人気になる理由のひとつなのかもしれませんね。
そして最終的に自らの手で自分をも殺してしまう最期にも、尾形らしさを感じてしまいました。
きっとこれからも、アニメも回を増すごとに尾形のファンが増えるかもしれませんね。
最期まで読んでくださり、ありがとうございました。
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